テールアルメ工法の歴史

テールアルメ工法は、1963年フランスにおいてHenri Vidal氏によって発明され、La Terre Armee社によってその技術は世界に広げられました。

1998年にFreyssinet Groupに経営が移り、全世界で5000万㎡以上の実績を蓄積しています。

わが国には1974年に正式導入され、約50年間で、約4.5万件:壁面積1,300万㎡を超える実績を誇り、広く公共工事等に適用され社会に貢献して参りました。

ここでは、テールアルメ工法を正しくご使用いただくために辿った、テールアルメ工法の歴史を適用基準の改定と合わせて示します。

  • 1963年

    テールアルメ工法 フランスで発明

    テールアルメ工法発明者
    Henri Vidal氏
    HenriVidal氏
    砂浜で砂山に松葉を用いたこと
    から発想
    HenriVidal氏
  • 1972年

    テールアルメ 国内初導入

    中央自動車道にて国内初施工
    国内初導入①
     
    国内初導入②
     
    国内初導入③
  • 1973年

    道路公団にて初実績
    道路公団初実績
    日本国有鉄道にて初実績
    日本国有鉄道初実績
  • 1974年

    正式に国内技術導入

    建設省にて初実績
    建設省初実績
  • 1977年

    道路土工 擁壁工指針 発刊

  • 1979年

    施工実績 10万㎡ を達成

  • 1982年

    『日本テールアルメ協会』設立

  • 補強土(テールアルメ)壁工法 設計・施工マニュアル 発刊   

    設計・施工マニュアル 発刊

    【照査方法】
    ・内部安定照査
    ・円弧すべり

  • リブ付きストリップの導入

    平滑ストリップ
    平滑ストリップ
    リブ付きストリップ
    リブ付きストリップ
  • 1984年

    施工実績 50万㎡ を達成

  • 1987年

    道路土工 擁壁工指針 改定

  • 1988年

    補強土(テールアルメ)壁工法 設計・施工マニュアル 第1回改訂

    設計・施工マニュアル 第1回改訂

    【追記内容】
    ・円弧すべり地震時検討
    ・発生土的用法
    ・スレーキング留意事項
    ・基礎架台留意事項

  • 施工実績 100万㎡ を達成

  • 1992年

    テラトレール工法導入

    テラトレール工法導入
  • 1998年

    宅地造成等規制法施工令に基づく大臣認定擁壁取得

    宅地造成 大臣認定擁壁取得① 宅地造成 大臣認定擁壁取得②
  • 1999年

    補強土(テールアルメ)壁工法 設計・施工マニュアル 第2回改訂

    設計・施工マニュアル 第2回改訂

    【追記内容】
    ・壁面材検討例
    ・排水施設

  • 道路土工 擁壁工指針 改定

  • 2000年

    施工実績 500万㎡ を達成

  • 2003年

    補強土(テールアルメ)壁工法 設計・施工マニュアル 第3回改訂

    設計・施工マニュアル 第3回改訂

    【追記内容】
    ・外部安定照査
    ・維持管理内容

  • 2011年

    道路土工 擁壁工指針 改定

  • 2013年

    施工実績 1,000万㎡ を達成

  • 2014年

    補強土(テールアルメ)壁工法 設計・施工マニュアル 第4回改訂

    設計・施工マニュアル 第4回改訂

    【追記内容】
    ・性能設計枠組み
    ・維持管理規定

  • 2015年

    KDパネル開発

    KDパネル開発
    NETIS登録番号:KT-200017-A
  • 道路土工 擁壁工指針 改定

  • 2016年

    テールアルメFS開発

    テールアルメFS開発
    NETIS登録番号:QS-170031-A
  • 2017年

    『一般社団法人 日本テールアルメ協会』設立

  • 2020年

    オールプレキャストテールアルメ開発

    オールプレキャストテールアルメ開発
    NETIS登録番号:KT-210058-A
  • 2024年

    補強土(テールアルメ)壁工法 設計・施工マニュアル(第4回改訂 追補版)

    【追加内容】
    ・技資14 天端処理形状スキン
    ・技資15 モニタリングパネルの活用